100日チャレンジ14日目。
今日はずっと避けてきた「事業計画書」と、ようやく向き合ってみた。

そういえば、全然進んでないって言ってたよね
「5つの問い」のフレームワーク
「事業計画」って、わたしには関係ないと思ってた
個人事業主にとって、事業計画って本当に必要なの?
融資目的じゃなければ書かなくていい?
テンプレートを探しても、法人向けの堅いフォーマットばかりでピンとこない。
正直わたしは、「事業計画書」に関してそんなふうに思って、ずっと後回しにしていました。
「自分のための事業計画」をつくることにした
でも今日、「事業計画書」をどう書くべきか、ChatGPTに相談したことで、あるフレームワークを知りました。
それが、以下のような「5つの問い」で事業全体を整理するフレームワークです。
- Why
-
なぜこの事業をやるのか?何を目指すのか?
- Who
-
誰に届けたいのか?(ペルソナ)
- What
-
どんな商品・サービスを届けるのか?
- How
-
どうやって届けるのか?
- How much
-
どれくらい売上を目指すのか?(収益モデル)
- When
-
いつ、どう進めるのか?(実行スケジュール)
これは、事業全体を「地図」として整理するための方法。
私のようにフリーランスで働く人や、副業から始める人にとっても、迷わず前に進むための「自分のための事業計画」として、とても有効だと思いました。

いいね!これに沿って進めていこう!
Appleで有名な『ゴールデンサークル理論』
このフレームワークに従って、まず「Why」から考えはじめたときに思い出したのが、『ゴールデンサークル理論』です。
『ゴールデンサークル理論』とは、Why(なぜ)→ How(どうやって)→ What(何を)の順に考えることで、共感を生み、人を動かす原則です。
──サイモン・シネックが提唱した、リーダーシップとブランドの本質に迫る考え方です。

数年前に、この話をTED Talkで聞いて、なぜかずっと心に残っていたんです。
特にそこで紹介されたAppleの事例を覚えていました。
WHY(なぜ):私たちは現状に挑戦し、固定観念を打ち破ることを信条としています(Think Different)。
HOW(どうやって):そのために、美しくシンプルで使いやすい製品を作ることにこだわっています。
WHAT(何を):その結果、素晴らしいコンピュータが誕生しました。ひとついかがですか?
一般的なマーケティングが「私たちは素晴らしい製品を作っています」というWhatから語り始めるのに対して、Appleが「Why」を軸にコミュニケーションを取るという話が腑に落ちたんです。
この順番で考えることで、自分の中で迷いが減り、やるべきことが明確になる。
だから私は、まず「Why」から言語化しました。
ここが決まると、8割方、気持ちの軸が定まる感じがしました。
わたしが考える「Why」
これは、事業を開始するにあたって考えたわたしの「Why」です。
私は、円安・インフレ・少子化・人口減という構造的な変化の中で、
国内市場だけに依存することはリスクだと考えています。
だからこそ、日本の価値を世界に届け、外貨を得ることが、
これからの生き方の鍵になると思っています。
一方で、移民問題を通じて見えるのは
「言語と文化を共有できないことが分断を生む」という現実です。
ならば、日本語が話せて、日本文化を理解し尊重してくれる人が増えれば、
より住みやすい社会に近づくと信じています。
その入口になるのが、「日本語教育」です。
外国人向けに日本語と日本文化を楽しく学べるテンプレートや動画を提供し、
単なる観光や移住にとどまらない「日本を好きな人」との接点をつくっていきます。
しかし、それを実現するには時間がかかります。
そこで私は、自分のスキルを活かした受託ビジネスを
並行して行い、日本語教育事業を育てるための「時間と自由」を確保します。
この2つの事業はやがてつながり、日本語学習者向けの物販や教材販売など、
相互シナジーが生まれる構想です。
まとめ:計画=道を描くこと
「事業計画」という言葉に対して、私はずっと苦手意識がありました。
でも、今日、「自分がどこに向かいたいのか」を言葉にしただけで、進むべき道が見えてきました。
事業計画とは、未来を保証するものではなく、自分の意思で描いた「地図」なんだと思います。
だからこそ、迷ったときの指針にもなるし、振り返って軌道修正するための基準にもなる。
これから「Who」「What」「How」「How much」「When」…と掘り下げていく予定ですが、
まずはこの「Why」が決まったことで、迷いがかなり減った気がします。
今日の学び
- 事業計画は「融資のための書類」ではなく、「自分の道しるべ」
- 形式よりもまず「Why(なぜやるのか)」から考える
- 自分の中にある社会課題への視点が、ビジネスの原動力になる
もし副業で何をやるかを迷っていたら、あなたも『Why』から事業計画を考えてみませんか?

Whyが決まったことで、背筋が伸びる感じがするね!