「このままでいいのかな?」
40代になって、働き方やこれからの人生に漠然とした不安を抱え始めた私。
これまでのキャリアを振り返り、「会社というレールから外れたら、自分には何が残るんだろう?」と自問自答する日々。
そんなモヤモヤを晴らすために始めたのが、100日間で“働き方の選択肢”を広げていくチャレンジでした。
気づけば、始めてから16日。
まだ道の途中ではあるけれど、最初の“土台づくりのフェーズ”が完了したこのタイミングで、いったん振り返っておきたいと思います。
そして最後に、この先の「ロードマップ」もご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

まずは16日間を振り返ってみよう!
第一幕:迷いと手探りのスタート(Day1~Day4)
100日チャレンジは、ルールも目標も定まらないまま、見切り発車で始まりました。
Day1〜Day4では、WordPressでのブログサイト立ち上げに必死で、最低限ブログを書き始める環境を整えることに精一杯という感じでしたね。
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「60点でいいから公開する」という自分に優しいルールを設定。ChatGPTを相棒に、ブログの立ち上げという第一歩を踏み出しました。
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Adobeクリエイティブカレッジに参加。無料でここまで?!の衝撃を感じました。
- 土台の落とし穴
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最初に設計しておくべきだった• • URL構造という「サイトの骨組み」が抜け落ちていた。デザインは後でもいいが、構造は最初が肝心だと学びました。
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ブログを書くことに夢中でしたが、肝心な「誰が書いているか」を伝えていないことに気づきます。苦手な自己開示に踏み切り、プロフィールページを公開。
第二幕:挫折と再起の「ドメイン移行」編(Day5~Day11)
サイトが少しずつ形になり、希望が見え始めた矢先、いくつもの予期せぬトラブルが私を襲いました。
第二幕は、100日チャレンジで初めて味わった、「絶望」と「本気スイッチ」を押すまでの物語です。
- ドメイン問題
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SNSで集客を始めようとした矢先、使用していた.onlineドメインがスパム扱いされ、Pinterestにリンクが貼れないという問題が発生。どうする…?
- Day10:成果0の絶望
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自分の記事を読み返し、その質の低さに絶望。Geminiとの壁打ちを通じて「読者ファースト」という本質に立ち返ると同時に、ドメイン移行を決意しました。
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決意の翌日、ざしきねこは手動でブログを.comドメインに引っ越し。この地道な作業を通じて、「もう一度、一からやる」覚悟を決めました。
第三幕:未来への道筋「事業計画」編(Day12~Day16)
挫折と再起を経験し、ようやくブログの土台を固めた私。
ここからは、内側に目を向け、独立という未来に向けた具体的な「地図」を描き始めます。その第一歩が、事業計画書の作成でした。
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事業の方向性を「受託ビジネス」と「海外向けビジネス」の2軸で進めることを決定。短期的な収益と長期的な資産を同時に育てていくという戦略を立てました。
- 私のWhy
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「事業計画書」と向き合い、Appleの事例で知られる『ゴールデンサークル理論』に沿って、「なぜこの事業をやるのか(Why)」を言語化。
この16日間で築いた“土台”とは?
このチャレンジの最初の16日間は、まさに「基礎工事」のフェーズでした。
手探りで始めたブログも、気がつけば“書けない理由”と向き合う時間に変わり、記事を積み重ねながら、「誰に届けたいのか」「なぜ届けるのか」を自問する日々になりました。
そして、完璧を目指すあまり止まりがちだった手が、いつしか「60点でもまず出す」思考へと切り替わって行きました。
そんな16日間で得た気づきは以下の3つです。
- 「完璧主義」から「60点主義」へ
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止まってしまう自分と向き合い、小手先のテクニックではなく「構造」と「Why」に立ち返ることで、まずは一歩踏み出す勇気を得た。
- 「自分目線」から「読者目線」へ
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単なる日記になりがちだったブログですが、本来「誰かの悩みを解決するためのメディア」だと再認識し、読者にとって本当に価値があるとは何かを考える視点を持つようになった。
- 「計画通り」から「自分のリズム」へ
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予期せぬトラブルも多い現実の中で、計画に縛られすぎず、“自分のリズム”を守りながら進める対応力が身についた。
この16日間で、ブログサイトの立ち上げと、事業計画書の作成が完了しました。
これで、初期構築フェーズは完了!
…ではあるんですが、正直不安と迷いと挫折と絶望の繰り返しで、ひたすらメンタルを鍛える修行だった気がします。
それでも、ここからは100日チャレンジブログの運営だけじゃなく、事業を進めていかなければいけません。
また予期せぬ事態に直面するかもしれませんが、気持ち新たに走り出していきます!
事業を形にするまでのロードマップ
次はいよいよ、商品設計 → アセット作成 → 運用体制構築 → PR開始という、本格的な「事業の実装フェーズ」へ進めていきます。
大枠、以下のロードマップに沿って、走りながら形にしていく予定です。(画像はクリックで拡大します)

最後に:総集編まとめ
この100日チャレンジは、「一人で事業を前に進めるためのエンジン」を動かす仕組みとして始まりました。
完璧主義を手放し、構造や読者目線と向き合い、軸を固めるのにかかった16日間。それは決して遠回りではなく、このエンジンを確実に動かすための「初期整備」だったのだと思います。
予想以上の苦労もありましたが、今、ようやくアクセルを踏み込む準備が整いました。
ここからは、商品をつくり、伝える手段を整え、運用をスタートさせていく実装フェーズです。
100日チャレンジというエンジンが、これからも「止まらない私」を動かし続けてくれるはずです。

ここからが本番だね!