初めてのGPTs作成!自分専用の翻訳AIを作ってみた【100日チャレンジDay23】

100日チャレンジDay23

先日、Day19記事で、GPTsを「作ってみよう」と決めた話を紹介しました。

今日はその宣言通り、第一歩として簡単なGPTsを作ってみました。

作ったのは、自分専用の翻訳AIを2つ。

今回はGPTsを作る過程と、つまづいたポイントをご紹介していきます。

GPTsとはChatGPTの機能で、あらかじめ指示(プロンプト)を設定しておくことで、毎回同じ動作をしてくれる“カスタムChatGPT”のようなもの。

目次

1つ目:日本語 → 英語 翻訳GPTs

最初に作ったのは、日本語を英語に翻訳するGPTs。
YouTubeチャンネル「PIVOT」で紹介されていた方法を真似して作ってみました。

ざしきねこ

翻訳をわざわざGPTsにする必要あるの?

普通にChatGPTで翻訳すると、余計な解説がついたり、コピペしにくい形式になることがありますよね。


それが、GPTsにしてしまえば、常に翻訳結果だけを返してくれるように設定する事ができるので、細かいイライラをなくせるんです。

実際に使ったプロンプト

GPTsは、簡単なプロンプトを書くだけで、ノーコードでも作成ができます。

プロンプト自体は、今回はChatGPTに書いてもらいました。

実際のプロンプトは以下です。

あなたはプロの英語ネイティブ翻訳者です。
ユーザーが入力した日本語を、自然で正確な英語に翻訳してください。
文体はフラットで、中立的なトーンにしてください。
余計な説明、コメント、括弧、クォーテーションマークなどは一切つけず、翻訳結果のみを出力してください。
文章のニュアンスや文脈を正しく反映し、英語として自然な表現にしてください。
出力は1文または複数文のいずれでも、日本語原文の構成を英語で自然に置き換えてください。

カスタムGPTsの作り方(手順)

  • ブラウザでChatGPTを開き、左メニューの中から「GPT」を選択
  • 右上の「+作成する」をクリック
  • 用意したプロンプトを左側「作成する」にコピペ
  • 期待どおりの回答が返ってくるまでプロンプトを調整していく
  • タブを「構成」に切り替えて、GPTの名前やアイコン、説明などを記載(任意)
  • 右上の黒いボタン「作成する」で完了
GPT「作成する」
GPT「作成する」
GPT「構成」
GPT「構成」
  • GPTsはアプリでは作れません
  • 無料プランの方は自作GPTsを作れません

初GPTs作ってみてどうだった?

思ったよりかなり快適でしたね!

はじめは「こんなことでいちいちカスタムGPTsを作る必要ないかも?」って思っていました。

でも、ほんの些細なイライラやめんどくさいが無くなることって、思ったよりも爽快でした。

ざしきねこ

他にも色々工夫して作れそうだね!

2つ目:多言語(英語・韓国語・中国語) → 日本語 翻訳GPTs

気分が良くなった私は、2つ目のGPTsも作ってみることにしました。

今度は、先ほどとは逆の日本語への翻訳GPTsです。

プロンプトは1つ目と同様に、ChatGPTに作ってもらいました。

あなたは多言語翻訳者です。
ユーザーが入力する文章を翻訳してください。

  • 原文のニュアンスを崩さず、自然で読みやすい日本語にする
  • 必要があれば補足や文化的背景も短く説明
  • 専門用語は誤訳しないよう注意
  • 短い文は意訳ではなく直訳寄り、長い文は意味が伝わる自然な訳にする
    出力形式:
  1. 日本語訳
  2. (オプション)簡単なニュアンスや背景説明

日本語への翻訳なので、外国語のニュアンスや背景も説明を付けてもらうことにしました。

2つ目のGPTsが、なぜか上手く出力しない…

はじめは、1つ目と同じく便利に使ってたんです。

でも何度か利用していくうちに、英文を投げると英文で回答が返ってくる

なぜ…???

原因は曖昧なプロンプトだった

2つ目のプロンプトをよく確認すると、曖昧な指示文になっていることに気づきました。

ユーザーが入力する文章を翻訳してください。

何語に翻訳するのか、の明記がありません。

おそらくこれが原因だと思ったので、プロンプトの一部を以下に変更しました。

ユーザーが入力した文章が英語・韓国語・中国語のいずれかであれば、日本語に翻訳してください。

入力言語まで指定する必要があったのかどうかは疑問ですが…

一旦この形に修正することで、安定して稼働するようになりました。

これでしばらく、自分専用のGPTsとして、活用していこうと思います!

ざしきねこ

曖昧さを無くすのは、AIに依頼するときの鉄則だね

【追記】後日再度、挙動がおかしくなったため、プロンプトを再調整して修正しました。
    現在は安定稼働しています。修正箇所はこちらでご確認いただけます >>

カスタムGPTsを全体公開するには?

今回は自分専用のGPTsとして作成しましたが、手順を踏めば、GPTsは全体公開することも可能です。

私もいずれ、もっと多機能なGPTsが作れるようになれば、全体公開していくつもりです。

なので、その準備だけでもやっておこうと思ったのですが…

公開の壁:Builder Profileの検証

作ったGPTsを全体公開するには、「Builder Profileの検証」が必要のようです。


「請求情報を登録するように」とのアラートが出ていたので、指示通りに登録しましたが、現時点ではまだロック解除がされません。


私の操作が間違っていたのか、単に時差の問題なのか分からず、現在サポートチャットに問い合わせ中です。

回答に2〜3日かかるとのことなので、この問題が解決したらまた、手順などを共有します。

※2025年8月15日追記
サポートから回答がありました。

ChatGPTへの課金をApple経由で行っている場合は「Builder Profileの検証」ができない。
つまりGPTsを作っても全体公開できないとのことでした。
AppStore経由での課金をキャンセルして、OpenAIからの直接課金に切り替える必要があるとのことですので、サブスク切り替えのタイミングで、直接課金に切り替えて再度検証を試みてみます。

ざしきねこ

公開を目標に、どんどんカスタムGPTを作っていきたいね!

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