100日チャレンジも40日目。Day31からの日々は学習の積み重ね。
この間に痛感したのは、「学習を続けるにはやる気より仕組みが大事」ということです。
今回は、私が試してきたノートアプリや手帳の活用を整理し、学習習慣を作るヒントをまとめていきます。
リスキリング学習で直面する課題
副業やキャリアチェンジを見据えた学習では、毎日の積み重ねが不可欠です。
忙しい日々の中で毎日机に向かうのは正直つらい。
でも「今日は無理かも」と思う日も、少しだけでも勉強を進めたい。
そのとき役立つのが「記録を残す仕組み」です。
ただ頭の中で「やろう」と思うだけでは続きません。
アプリや手帳に記録し、目に見える形にすることが習慣化の第一歩になりました。
学習記録に使えるノートアプリ比較
ノートアプリの王様『Notion』の強みと不満
- 強み
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情報を整理・構造化しやすい。タスクの進捗管理にも便利。
- 不満
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スマホ最適化が不十分、立ち上げが重い、瞬時的なメモに不向き。
Notionに関しては、他に代替がないから惰性で使っているというのが正直な感想です。
特に、スマホでの使いづらさは、本当に不満です。
いつでも「他にもっと良いアプリがあればな…」と思いつつ、5年ほど使ってきました。
第二の選択肢:Appleメモ・Craft
- Apple メモアプリ
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ふと思いついたことを残すには最強。ただし情報の構造化は不得意なので、整理がしずらい。
- Craft
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Notionとメモアプリの中間の立ち位置。DB化はできないが、直感的で書きやすい。
この2つは、気楽にメモを残したいニーズにはぴったり。
でも長期利用するには限界がありました。
特にCraftは、Notionからの良い移行先になるかも?と期待しました。
でも無料で使う際の容量制限が強く、課金しなければ現実的には使えず、断念。
ニッチな強み:GoodNotes・Dynalist
- GoodNotes
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iPadノートの王様はこのGoodNotes。
手書きでアイデアを広げるときに便利。ただし「書きたい気分」の時しか続かない。 - Dynalist
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アウトライナーとしては優秀。しかし「文章をつらつら書きたい」自分の用途には合わなかった。
どちらも特定の用途ではかなり優秀なアプリですが、基盤となるノートアプリとして使うにはニッチすぎます。
アナログ手帳の活用(ロルバーン×バレットジャーナル)
アプリを色々試す一方で、並行して取り入れたのが ロルバーン手帳。

たまたま立ち寄った直営店で手に取ってみたときに、「これなら楽しく続けられるかも」と感じて使い始めました。
取り入れたのは バレットジャーナル というノート術。
- Index
- Future Log : 数か月先までの予定や目標を大まかに書く
- Monthly Log : 1か月の予定・タスクを管理する月間カレンダー
- Daily Log : 日々のタスク・メモ・出来事を書くページ
という基本のコンテンツをベースに、自由にカスタマイズしていきます。
ロルバーン手帳で運用することで、ページを開いたときに自然と未来の予定や目標が目に入る。
アプリのように検索やスクロールで探すのとは違い、紙ならではの偶然性が続ける後押しになります。
習慣トラッカーの作り方と活用例
ロルバーンには自作の習慣トラッカーを導入しました。
- 横軸に日付、縦軸に「学習・運動・カロリー記録・語学アプリ」などの習慣化したいタスクを記載。
- 1日5分でもやればシールやハンコを押す。
「完璧にやろう」ではなく「小さくても毎日やる」。
このルールにしてから、ハードルが下がり、自然と続けやすくなりました。
シールやスタンプを集めるのも楽しみのひとつ。増えていく「やった印」にテンションが上がります。
「やらなきゃ」ではなく「押したいからやる」に変わると、不思議と続けられます。
デジタルとアナログをどう使い分けるか
現在の使い分けはこうです:
- Notion:学習メモや進捗管理(効率重視)
- ロルバーン:習慣トラッカー、振り返り、バレットジャーナル(楽しさ重視)
- GoodNotes:アイデアを広げたいときの補助
デジタルは「効率的に記録を残す仕事ツール」、
アナログは「気持ちを上げるFunツール」として棲み分けています。
デスクに気分が上がるロルバーンが置いてあるだけで、手に取ってみようと思える。
それが結果的に学習を習慣化するきっかけになっています。
学習習慣を続けるためのチェックリスト
- 記録する仕組みを作る(アプリでも手帳でもOK)
- 小さくても毎日続ける(5分でもOK)
- 気分が上がる工夫をする(お気に入りの手帳やシール)
- 効率と楽しさを分ける(デジタル=効率、アナログ=Fun)
- 完璧を求めず試行錯誤を許す
まとめ
学習を習慣化するには、「効率」と「楽しさ」の両方が必要です。
私の場合は、
- Notionで効率を管理する
- ロルバーンで気持ちを上げる
- GoodNotesでアイデアを広げる
この3つの役割分担が「無理なく続けられる仕組み」になりました。
「毎日30分は無理」な日でも、5分やって、ハンコを押すだけならできる。
そんな小さな積み重ねが、やがてリスキリングや副業の基盤になっていくはずです。